マクロビオティックコラム

「低体温を招く原因」

「冷えは万病の元」に続いて、
「低体温を招く原因」をまとめたいと思います!

低体温になった原因・・・・

実は、

「乱れた食生活」や「生活習慣」が大きな原因なんですよ


【乱れた食生活】

・季節外れの野菜やフルーツの取りすぎ
(きゅうりやなす、トマトなど夏が旬の野菜や
水分の多い南国のフルーツなどは、
身体を冷やす傾向があるといわれています)
・冷たいものや甘いものの食べすぎ
・朝食抜きや過食・・・。

【乱れた生活習慣】

・運動不足
・睡眠不足
・遅寝遅起
エアコンを使いすぎる環境
テレビやゲーム時間の増加
過度なストレス・・・。

皆さん、思い当たることありますか?

最近では、
お子さんでも36℃未満の低体温児が増えているそうです。

なんと赤ちゃんも羊水の中で冷えて育ち、
”赤ちゃん”ならぬ
青白い”青ちゃん”で生まれてくる子どももいるそうです。


子どもって、
大人より体温が高いものだと思っていたので、
”青ちゃん”のことを聞いたときは、衝撃でした。

周りを見渡してみると、
お友だちの中でも
「低体温」のお子さん、結構いるんですよね。

ちなみに、うちの息子たちの平熱は、

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長男・・・36.5℃
次男・・・36.8℃
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二人とも活動的で元気いっぱいですが、
比べてみると、
平熱が高い次男の方が、タフで、丈夫です。

また、
プールがある夏など定期的に熱を計っていると、
何分か上下することも!

食生活や生活を振り返ってみると、
おもしろいくらいに体温と直結しています。

イエローハーモニー
小川原朋子


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「冷えは万病の元」

イエローハーモニーの生徒さん、
マクロビオティックを始めて、
体温が上がったという方がたくさんいらっしゃいます。

これまでは、体力もなく、疲れやすく、
アレルギーや肌荒れ・・・等、
さまざまな症状やご病気があったという方も、
体温が35度台から36度台に上がったことで、
気になる症状が和らいだり、解消された方もいらして、

「今年の冬は風邪で寝込むことがなかったです」
「しもやけになりませんでした」
「家族がインフルエンザに罹ってもうつりませんでした」

と嬉しいご報告いただきました。

それは何より!!

低体温だと、
身体が冷えて、免疫力が低下してしまうので、
風邪をひいたり、
ほかの病気にかかりやすくなるんですよ。

体温が上がると、顔色がよくなって、
ぱ~っと明るい雰囲気になって、
若々しく見えるんですよね。

素敵ですね♪

では、
この体温というのは、人間の生命活動にどう影響があるのでしょうか。

人間は体温が一定に保たれている恒温動物ですが、
低体温になると
体温を一定に保つための酵素の活動が鈍るので、
病気になってしまうのです。

体温が36℃から37℃だと、
免疫機能はフルに活動して、健康でいられますが、
体温が35、5℃にまで下がると、
臓器も冷え、身体の働きが極端に低下して、
さらに、
35℃にまで下がると、
ガン細胞が盛んに増殖するといわれています。

低体温になると、
身体の活力と免疫力が低下するため、

・ガン
・アレルギー
・アトピー性皮膚炎
・脳梗塞
・心筋梗塞
・動脈硬化
・自律神経失調症
・便秘
・頭痛
・肩凝り
・イライラ、不眠
・腰痛

ーなどたくさんの病気を引き起こします。

特に女性は、
下半身(子宮、卵巣、生殖器、膀胱)が冷えると、
婦人病や更年期障害になり、妊娠もしにくくなります。

また、母体の子宮や羊水が冷えると、
低体温やアレルギー体質の
子どもが生まれやすいといわれています。

体温が下がると、
身体の中で恐ろしいことが起こるのですねカゼ


昔から
「冷えは万病の元」といわれていますが、

いいかえれば、

「身体の冷えをなくせば、
ほとんどの病気は治ってしまう」

といえるのではないでしょうか!

次回は、
低体温を招く原因をアップします。

マクロビオティックサロン「イエローハーモニー」
小川原朋子

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「冷え対策~4足重ね履きソックス」

暦の上では冬を迎え、
日に日に寒さが増してきましたね。

ワタクシにとっては、
靴下重ね履き”必須の季節がやってきました。

家では、
4足重ね履きソックスを愛用しています・・・。



「4足重ね履きソックス」。

絹5本指→綿五本指→絹ソックス→綿ソックス…と
天然繊維の絹と綿を交互に4足履くというもの。

普通のソックスと違って、
柔らかく、
ゴムの締め付けがないので
とーっても気持ちがいいのです。

一枚ずつの生地は薄めですが、
4枚重ねるだけあって、足元がぽっかぽかです。

冷え対策は足元から!

「冷え」というのは、
身体全体が冷たいということではなく、
上半身に比べて、
下半身が冷たくなることをいうんですよ。

昔から「頭寒足熱」といいますね。

「頭寒足熱」
広辞苑によると、
「頭部を冷やかにし、足部をあたたかにすること。
安眠でき、健康にもよいといわれる」ー。


足を温かくすると、
①万病の原因である「冷え」をとる。
②血液の循環をよくする。
③身体の中の毒が出やすくなる。
④精神を安定させる

ーといった効果があります。

「4足重ね履きソックス」は、
絹と綿を交互に履くことにも
実は意味があるんですよ!!

直接肌に触れる「絹」は、
水分と毒素を多く吸収する働きがあるといいます。
しかも短時間に乾くという特徴があります。

絹が身体の毒を吸収、発散して、
次に綿のソックスが受け止め、
次の絹が吸収、発散して、
次の絹へ送る…というように、
繊維の特徴を活かして、
身体の中の毒が
出やすい工夫がされています。

そんな効果もあって、
心なしか身体がすっきりするような(笑)

一度履くと、手放せません・・・。
寝るときも履くと、足元暖かでぐっすり!

外出時は、厚手のタイツも履いたりしますが、
足先には自然素材の絹の五本足ソックスを履いてから
2枚重ねるようにしています。

重ね履きソックスは、
足の冷えを感じている方はもちろん、
足がほてっているという方にもオススメします。

足がほてっているというのは、
実は、冷えが相当進んでしまっている状態
冷えをなくすために発熱が起きているのだとか。

冷え対策は足元から!

マクロビオティックサロン「イエローハーモニー」
小川原朋子

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